こんにちは。
今回は、私たち地球人が生活している地球と周辺の天体である太陽系の惑星とその衛星をまとめました。
日常生活で宇宙を意識することはほとんどないと思いますが、宇宙は神秘的で興味深いことばかりです。
太陽系の惑星
太陽系の惑星は、太陽を中心に水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星と定められています。
これは、太陽の引力下にある惑星を太陽系惑星と呼ぶためです。
2006年までは冥王星という惑星も太陽系に属していましたが、冥王星よりも巨きな惑星が発見され始めたので除外されました。
太陽系の惑星と衛星
太陽系に属している惑星と、惑星の周りを公転している衛星をそれぞれ紹介します。
また、ここでは太陽系中心の太陽も含んで紹介したいと思います。
ちなみに余談ですが、「すいきんちかもくどってんかい」と天体を覚える際に唱えられるフレーズがありますが、これは太陽から近い惑星の順番になっているのです。
太陽(The Sun)
太陽は、地球の約109倍の惑星で、分類は恒星となり自ら発光している星です。
表面温度は5770度程とされており超灼熱です。
行く人はいないと思いますが、太陽に近づくだけでも放射熱で溶けてしまいますので近づくのは辞めておきましょう。
太陽は私たちの生活には必要不可欠で、地球上のほとんどの生物が太陽の光から影響を受けて生活していますよね。
そんな太陽ですが、燃え続けているという特徴もあるため調査が進んでいません。
表面を光学的に観察することはできますが、当然内部の環境などを調べる手段が無いため謎がまだまだ多いのです。
太陽の情報
直径:約140万km
自転周期:約30日
衛星数:8
年齢:約46億年
地球からの距離:約1億4960万km
水星(Mercury)
水星は、太陽系1番目の惑星です。
水星には大気がなく、太陽光が直接地表を照り付けており地表温度は400度ほどまで上がります。
見た目は月とよく似ており、地表には小惑星などの衝突跡がありクレーターが多数あります。
水星の情報
直径:約4900km
公転周期:約88日
自転周期:約59日
衛星数:0
年齢:約45憶年
太陽からの距離:約5790万km
金星(Venus)
金星は、太陽系2番目の惑星です。
サイズは地球の5分の4程度ですが、大気が存在します。
大気はあるものの、活火山の影響で二酸化炭素が多く、温室効果のため太陽系で最も暑い惑星でもあります。
なので、着陸しても呼吸はできないですしめっちゃ暑いです。
誕生した当初は海があった星と言われていますが、すでに蒸発し宇宙空間に離散してしまいました。
そのためとても乾燥している惑星だと言われています。
金星の情報
直径:約1万2000km
公転周期:約225日
自転周期:約243日
衛星数:0
年齢:約45憶年
太陽からの距離:約1億820万km
地球(Earth)
地球は、太陽系3番目の惑星です。
水も大気もあり奇跡の惑星とも言われています。
太陽系の中で生物が生存するために必要な条件である、水と大気が最も揃っている惑星でもあり、未だに地球の内部などは謎も多いですが、地上の文明は発展している惑星です。
地球の情報
直径:約1万3000km
公転周期:約1年
自転周期:約24時間
衛星数:1
年齢:約45憶年
太陽からの距離:1億4960万km
地球の衛星
- 月
火星(Mars)
火星は、太陽系4番目の惑星です。
見た目は赤いですが、これは赤錆びのせいだと言われており、見た目に反して地表温度はおよそ20度程度です。
大気は希薄で二酸化炭素濃度が高いため、そのまま移住することはほぼ不可能とされています。
テラフォーマーズの舞台にもなりました。
火星の情報
直径:約6800km
公転周期:約2年
自転周期:約25時間
衛星数:2
年齢:約46憶年
太陽からの距離:2億2790万km
火星の衛星
- フォボス
- デイモス
木星(Jupiter)
木星は、太陽系5番目の惑星です。
太陽系最大の大きさを誇ります。
見た目は巨大惑星ですが、ほとんどがガスであり、水素やヘリウムなどで構成されます。
地球にとって木星は盾のような存在で、小さな小惑星や隕石を強い重力で引き寄せてくれているので地球は守られているのです。
木星の情報
直径:約14万3000km
公転周期:約12年
自転周期:約10時間
衛星数:80
年齢:約46憶年
太陽からの距離:約7億7830万km
木星の代表的な衛星
- イオ
- エウロパ
- ガニメデ
土星(Saturn)
土星は、太陽系6番目の惑星です。
土星の周りには印象的な円があり、これは氷の粒などで形成されています。
こちらもガス惑星であるため金属水素などで覆われています。
太陽系の中でも土星の見た目は少々特殊で覚えやすいし描きやすい惑星です。
土星の情報
直径:約12万1000km
公転周期:約30年
自転周期:約10時間
衛星数:86
年齢:約45憶年
太陽からの距離:約14億2940万km
土星の代表的な衛星
- タイタン・リングレット
- プロメテウス
- エピメテウス
- ラティス
天王星(Uranus)
天王星は、太陽系7番目の惑星です。
ガスと氷で主に構成されており綺麗な水色をしています。
大気も存在し酸素、炭素、窒素などが含まれています。
酸素や水があることから生物が存在する可能性もある惑星で現在も調査を続けられています。
天王星の情報
直径:約5万km
公転周期:約84年
自転周期:約17時間
衛星数:27
年齢:約45憶年
太陽からの距離:28億7500万km
天王星の衛星
- ビアンカ
- クレシダ
- ジュリエット
- ミランダ
- アリエル
海王星(Neptune)
海王星は、太陽系9番目の惑星です。
水やメタン等天王星と似通った物質で構成されていますが、大気は水素やヘリウムなどで構成されています。
綺麗な青色をしているのはメタンが大気に多く含まれているからだそうです。
海王星の情報
直径:約5万km
公転周期:約165年
自転周期:約16時間
衛星数:14
年齢:約45憶年
太陽からの距離:約45億440万km
海王星の衛星
- ナイアド
- ガラテア
- プロテウス
- ガラテア
準太陽系の惑星
- 冥王星
- エリス
- ケレス
- マケマケ
- ハウメア
まとめ
太陽系の惑星や衛星は常に研究を重ねられていて、更新されています。
冥王星のように変化によって太陽系から外されてしまった切ない惑星もありますが、新たに発見されている惑星も多くあるので今後の宇宙研究に期待したいですよね。
客観的なデータになりましたが、太陽系の惑星と衛星についてざっくり知ってもらえると嬉しい限りです。
長年住まわせてもらっている地球にやさしく生きましょう。